アーティチョークのバリグール

アーティチョークのバリグール

荒木 栄朗シェフのレシピ

コツ・ポイント

南仏(プロヴァンス地方・ニースなど)で年間を通して食されるポピュラーな料理で、アーティチョークを炒め、南仏で使われるハーブ類で煮たものを言います。具材は程よい歯ごたえを楽しむため大きめに切り、煮過ぎないようにしましょう。一晩寝かせると味が浸み込み、美味しさが増します。

材料

4人前
調理時間: 約15分

アーティチョーク ▶大きめ一口大にカット。筍、エリンギ、じゃがいもで代用可 200g 
ベーコン ▶大きめ一口大にカット 200g 
玉葱 ▶大きめ一口大にカット 100g 
人参 ▶大きめ一口大にカット 100g 
にんにく ▶縦半分にカット 4~5片 
白ワイン 150cc 
オリーブオイル 150cc 
少々 
コショウ 少々 
■ハーブ   
ローリエ ▶※エルブドプロヴァンス(ハーブミックス)だけでもOK 1枚 
タイム 1本 
ローズマリー 1本 
オレガノ(乾燥) 小さじ1 
マジョラム(あれば) 少々 

作り方

  • オリーブオイルとにんにくを鍋に入れて弱~中火にかけ、揚げるようにじっくりと火を入れながら、こんがり焼色を付ける。油ににんにくの香りをつける。

    STEP 1

    オリーブオイルとにんにくを鍋に入れて弱~中火にかけ、揚げるようにじっくりと火を入れながら、こんがり焼色を付ける。油ににんにくの香りをつける。

  • 玉葱・人参・ベーコンを加え中火にし、ヘラで混ぜながら具全体に油をなじませるように、軽く炒める。アーティチョークも加えて軽く混ぜたら、白ワインを注ぐ。

    STEP 2

    玉葱・人参・ベーコンを加え中火にし、ヘラで混ぜながら具全体に油をなじませるように、軽く炒める。アーティチョークも加えて軽く混ぜたら、白ワインを注ぐ。

  • ハーブ類を入れて塩・コショウで味を調える。一旦火を強めて、沸いたら弱~中火にする。 ※マジョラムが入ると、その香りの特徴からぐっとプロヴァンス風になる。

    STEP 3

    ハーブ類を入れて塩・コショウで味を調える。一旦火を強めて、沸いたら弱~中火にする。 ※マジョラムが入ると、その香りの特徴からぐっとプロヴァンス風になる。

  • 具材(特に人参)がある程度柔らかくなるまで表面がふつふつとする程度の火加減で煮る。スープが乳化したら完成。 ※煮汁をパンにつけて食べてもおいしい。

    STEP 4

    具材(特に人参)がある程度柔らかくなるまで表面がふつふつとする程度の火加減で煮る。スープが乳化したら完成。 ※煮汁をパンにつけて食べてもおいしい。

荒木 栄朗

荒木 栄朗シェフ

1981年、熊本県に生まれる。母がお料理やお菓子作りが好きで、自分も手伝うようになり、自分のお店でたくさんの方に自分の料理を食べてもらいたいと思い料理人になることを決意。1997年、調理師専門学校卒業後、熊本全日空ホテルに入社。2002年、エコール辻フランス校を卒業、南仏の2ツ星レストランで修業し、2003年にひらまつに入社後、パリ店にて、シェフドパルティを務める。2009年、カナダやウクライナやモロッコで修行しながら世界を旅した後、都内のベルギー料理店で料理長を務めあげた後、2014年、エスキスに入社。2015年、料理人になる前から決めていた自分のお店「レストランキエチュード」を開店。

みんなのおいしかった!

投稿がまだありません。
おいしかった!を写真でシェアしよう。

関連レシピ

このレシピを見た人は
こんなレシピも見ています