〔まかない〕肉じゃが(ハラールな肉じゃが)

〔まかない〕肉じゃが(ハラールな肉じゃが)

栗栖 熊三郎シェフのレシピ

コツ・ポイント

ハラールな牛肉を使い、日本酒や味醂を使わず、醤油もアルコール無添加なもので味付けした、ハラールレシピをご紹介します。
牛肉から炒め、次に野菜類を炒めて火を通してから出汁で炊きます。仕上げは水分がほぼ無くなるところで火を止め、置いておくことでじゃがいもに煮汁を吸わせます。

材料

3~4人前
調理時間: 約30分

牛肉スライス(ハラールな牛肉) ▶牛もも肉の切り落としなど。バラ肉は不向き 250g 
人参 1/2本 
玉葱 1ケ 
じゃがいも(男爵) 3個 
しらたき 100g 
三度豆(インゲン豆) ▶下茹でしておく 3~4本 
出汁(かつお、昆布) 250cc 
濃口醤油(ハラールな醤油) ▶アルコール無添加なもの 45cc 
砂糖 45g 
サラダ油 適量 

作り方

  • STEP 1

    鍋に油をしき、中火で牛肉から炒める。次に人参、玉葱、じゃがいも、しらたきを順に加え、炒めて具に火を通す。

  • STEP 2

    そこへ出汁を加えて強火にかけ、沸いたら弱火にし、落し蓋をして5分程炊く。次に砂糖を加え、15分程炊く。

  • STEP 3

    人参やじゃがいもに火が通ったら、濃口醤油を加え、10分程炊く。出汁がほぼ無くなる時に火を止める。しばらく置いておくことで、じゃがいもに煮汁を吸わせる。

  • STEP 4

    いただくときに温めて器に盛り付け、彩りの三度豆を飾って完成。

栗栖 熊三郎

栗栖 熊三郎シェフ

1928年に創業。京料理界で数々の実績を残した初代祖父の後を私が継ぐ決意をしたのは同志社大学在学中のこと。初代が亡くなったことがきっかけです。学業の傍ら家業に携わるため茶道表千家宗匠 菅田健三氏に入門し、茶懐石から学びました。卒業後、本格的に初代のスピリットを守りたい、その一心で料理と経営に専念。1991年、熊三郎を襲名しました。 茶道、華道、書道、謡いの稽古にも励み、37~8歳で料理としつらえをテーマに随筆も記した自著「花宴 京料理 たん熊本家」(柴田書店)を出版。名誉ある賞をいただいた後も、初代伝来の京料理を深めていくことを生涯の仕事とし、精進し続けております。

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