黒毛和牛の煮込み マッシュルーム風味

黒毛和牛の煮込み マッシュルーム風味

寺田 真紀夫シェフのレシピ

コツ・ポイント

煮込むと柔らかくなる牛すね肉をコトコト煮込みます。魚介の旨みを入れるのは、ブイヨンを使わずに少ない材料で奥深い味わいを出すため。
マッシュルームは、半分はしっかり煮てソースの旨みとし、半分は仕上げに加えて具材として食感と香りを楽しむ、という2種類の使い方もポイントです。

材料

3~4人前
調理時間: 約130分

黒毛和牛 すね肉 ▶こぶし大にカットし、塩・小麦粉をまぶす 500g 
玉ねぎ ▶みじん切り 50g 
白ネギ ▶みじん切り 50g 
セロリ ▶みじん切り 50g 
マッシュルーム ▶スライス 100g 
ハマグリ(殻付き) 100g 
ローリエ 1枚 
トマトピュレ 150g 
赤ワイン 50cc 
少量 
小麦粉 適量 
適量 
オリーブオイル 適量 
■付け合わせ  
スナップエンドウ ▶熱湯でさっと茹でておく 10本 

作り方

  • STEP 1

    フライパンオリーブオイルを入れ火にかけ、小麦粉をまぶした肉を中火で焼く。
    ※小麦粉をまぶすことでソースが肉にからみやすくなり、やわらかく煮込める。

  • STEP 2

    別の鍋にオリーブオイルを入れて火にかけ、玉ねぎ・セロリ・ローリエ・ネギを中火で炒め、玉ねぎが透きとおったら、マッシュルームの1/2量を加え、軽く炒める。

  • STEP 3

    ハマグリ・トマトピュレ・赤ワインを入れ、焼いた肉を鍋に入れる。少量の水を加え、蓋をして弱火で2時間程度煮る。

  • STEP 4

    ハマグリを貝殻からはずし、殻のみ取り出す。仕上げに残りのマッシュルームを加えて軽く煮る。皿に盛りつけ、スナップエンドウを添え、オリーブオイルを回しかけて完成。

  • STEP 5

    ※今回は、岡山県で30カ月以上飼育された雌牛と、国産マッシュルームの主要産地・牛窓産のマッシュルームを使用しています。

寺田 真紀夫

寺田 真紀夫シェフ

1975年岡山県生まれ。 20歳の頃よりイタリア料理の道に入り、岡山県内数店舗の料理長をしたのち2000年に「ristorante Terada」を開業、オーナーシェフとなる。イタリアにも定期的に訪れ、現地生産者と「本物のイタリア食材を日本に届けるプロジェクト」 などを行う。地元 岡山においても、自ら生産者のもとへ足を運ぶなど岡山の食材に精通し、それらを使った料理は地方性を表現した料理として定評がある。また、地域と連動した活動も多く手掛ける。メディアにも多数取り上げられ、岡山を代表するイタリア料理のシェフとして県内外から注目されている。 日本イタリア料理協会員、2012年度 岡山アワード受賞

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