いわしの香草焼き(ベッカフィーコ)

いわしの香草焼き(ベッカフィーコ)

神保 佳永シェフのレシピ

コツ・ポイント

いわしは臭みがでやすいので、目の澄んだ鮮度のいいものを選んで内臓や血合はきれいに水洗いします。水気をよく切ってくださいね。口当たりをよくするために背びれや腹側の骨も落としましょう。いわしの手開きは、骨にそって指をすべらしていくのがポイントです。

材料

3人分
調理時間: 約30分

真いわし ▶頭と内臓を除き、手開きにする 6尾 
玉ねぎ ▶みじん切り 50g(1/ 
にんにく ▶みじん切り 1/4片 
アンチョビフィレ 1/2枚 
イタリアンパセリ ▶みじん切り 大さじ1 
タイム ▶みじん切り 小さじ1/2 
松の実 ▶フライパンなどでいる 5g 
レーズン 5g 
パン粉(ドライ) 30g 
■香草パン粉(作りやすい量です) 適量 
├ パン粉(ドライ) 100g 
├ イタリアンパセリ(葉のみ) 1パック 
├ タイム 少々 
└にんにく ▶縦に割って芯を除く 1片 
エクストラバージンオイル 大さじ1 
ローリエ 1枚 
オレンジ ▶皮ごと薄く切る 適量 
イタリアンパセリ(葉のみ) 大さじ1 
少々 
こしょう 少々 

作り方

  • STEP 1

    フライパンにオリーブオイル、玉ねぎ、にんにくを入れ、中弱火でしんなりするまで炒める。アンチョビを加えてつぶしながら混ぜ合わす。水っぽくならないように冷蔵庫へ。

  • STEP 2

    冷たくなったらイタリアンパセリ、松の実、レーズン、パン粉を加えてよく混ぜ、オリーブオイル小さじ2(分量外)でまとめるように混ぜる。塩、胡椒で下味をつける。

  • STEP 3

    手で軽くにぎって俵型にしたのを開いた真いわしのかま(頭)側にのせ、尾びれに向って巻きくるむ。つまようじを刺して、止める。

  • STEP 4

    オリーブオイル(分量外)を塗ったグラタン皿に真いわしを並べ、香草パン粉とオリーブオイル(分量外)を回しかけて180℃に余熱したオーブンに入れて、15分ほど焼く。

  • STEP 5

    焼きあがった真いわしは皿に盛り、オレンジスライスとイタリアンパセリを飾る。

神保 佳永

神保 佳永シェフ

1977年、茨城県日立市出身。「HATAKE AOYAMA」オーナーシェフ。漁師の祖父やイタリア料理店シェフの父から食の英才教育をうける。辻調理師専門学校を卒業後、銀座「ベルフランス」を経て渡仏。グランメゾンで修行をつむ。イタリアは半年ほどかけて各地を巡りながらレストランを手伝い、“本場”にふれる。丸の内「サンス・エ・サヴール」のオープニングスタッフ、2005年浦安「ホテルエミオン東京ベイ」洋食総料理長を経て、2009年「Restaurant I」総料理長に。江戸野菜をフレンチに取り入れたことで注目を集める。2010年同店を開業して独立。フレンチからイタリアンへの転向は、父の遺志を継いで。野菜に力を入れるのは、野菜嫌いだったから。教師を志したこともあることから、近隣小学校にて神保流の食育授業を積極的に展開。食のコンサルトなど、料理人にとどまらない幅広い活動も行う。

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