カミカツ

カミカツ

茂出木 浩司シェフのレシピ

コツ・ポイント

東京名物「カミカツ」は、薄さに独特のうまみや食感があります。肉が切れないように気をつけて、均等な厚さになるようにまんべんなく叩いてください。揚げるときはヘラでギュッと押さえて平らにし、6割方火が入ったら裏返して余熱で仕上げます。ジューシーな焼き上がりで、お酒との相性も抜群です。

材料

2人分
調理時間: 約20分

豚ロース肉(厚さ約1cm、トンカツ用) ▶筋切りしておく 200g 
▶ボウルに割り、箸などでほぐす 1個 
パン粉 150g 
パルメザンチーズ 60g 
パセリ(葉のみ) ▶みじん切り 小さじ1 
オリーブオイル 適量 
適量 
こしょう 適量 
バルサミコ酢 ▶煮詰めておく 適量 

作り方

  • STEP 1

    まな板の上にラップを敷いて豚ロースをおき、肉を覆うようにラップを折り返す。ラップの上から小鍋の底などで肉を叩き、5mm程度の厚さになるようにする。

  • STEP 2

    バットにパン粉、パルメザンチーズ、パセリを入れて混ぜ合わせておく。

  • STEP 3

    肉を溶き卵にくぐらせ「Step2」のパン粉を手でおさえてしっかりとつけ、余分なものは落とす。フライパンにオリーブオイルを1~2cm深さに入れて中火にかける。

  • STEP 4

    菜箸を入れて泡が立ったら豚ロースを入れ、ヘラで押さえながら焼く。焦げつかないようにフライパンを時折回し、6割ほど火が通ったら裏返して火を止め、余熱で仕上げる。

  • STEP 5

    皿に盛ってルッコラなど青みを添え、煮詰めたバルサミコ酢をかける。

茂出木 浩司

茂出木 浩司シェフ

「たいめいけん」オーナーシェフ。 1967年、「たいめいけん」創業一家の長男として東京・日本橋に生まれる。昭和6年創業の同店は、食通として知られる作家・池波正太郎が愛し、映画『タンポポ』に登場する「タンポポオムライス」、50円で供する「コールスロー」などが名物として知られる。 都立駒場高校卒業後、渡米。数店のレストラン修業を経て、1994年、3代目就任。むかしながらの味を求めるなじみの客を大切にしながらも、時代にあった新しさを追求。2001年、三越日本橋本店に「デリカテッセン・ヒロ」を開店。JR上野駅のエキナカ、お台場ダイバーシティー、大丸(東京店)など東京を中心に展開する「洋食や三代目たいめいけん」をプロデュース。料理教室、雑誌、テレビなどでも活躍。波乗り、レーシングカート、4輪レース、カイトボーディングなど多彩な趣味をもつ。

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