たまご料理特集

RED x プロから学ぶ簡単家庭料理 シェフごはん たまご料理特集 日本最大級の料理人コンペティションRED U-35(RYORININ's EMERGING DREAM)、2013年入賞者6名が、卵料理のコツとレシピを公開!

安發伸太郎シェフ

安發伸太郎シェフ

フランス料理
ル ブリストル パリ( パリ ) 副料理長

1986年栃木県出身。ル ブリストル パリ副料理長。調理経験11年。18歳で渡仏し、数々の星つきレストランや、肉屋、総菜屋、ワインカーブなど多彩な現場での修業を経て現職。

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卵は料理人にとっても非常に興味深い食材だと言えるでしょう

日本の家庭でも身近な食材である卵ですが、フランスではどんな存在なのでしょうか?日本とフランスで、扱い方の違いなどありますか?
フランスでも卵は身近で欠かせない食材です。マルシェでは、美味しい卵を一個単位で買う事もでき、人気を集めているんですよ。そして卵には、「朝」というイメージがありますね。ホテルの朝食では、ゆで卵、オムレツ、目玉焼き、スクランブルエッグというように、卵の調理法を選ぶ項目があります。また、レストランでは卵のグラタンなど個性的なメニューも見られます。
今回のレシピではマヨネーズを紹介しましたが、フランスでは、マヨネーズにもアレンジを効かせます。魚料理にニンニクの効いたアイオリソース、薬味をたくさん入れたタルタルソース…といったように、料理の決め手になる力量の見せ所のソースとして、マヨネーズにオリジナリティを出す事が多いです。
いろいろな調理方法がある卵ですが、シェフが考える卵料理の魅力を教えてください。
卵料理には大きな可能性があると感じます。卵から生まれるメニューはたくさんありますし、また火の入れ加減ひとつで表情が大きく変わってきます。好みに応じて様々にさじ加減することで、異なる食感や風味を楽しむ事ができる。料理人にとっても非常に興味深い食材だと言えるでしょう。個性豊かな料理にも、またごくシンプルな定番料理にも変化し、多くの人に身近な食材として親しまれているのは、なによりも魅力だと思います。
安發シェフからひと言
料理はもちろん、これからの人生についても、自由な発想を大切にしながらクリエイティブに生きていきたいです。

安發シェフの卵レシピ

Quiche

Quiche

特徴

キッシュの基本的なレシピです。この基本を押さえておけば、冷蔵庫の残りを使いアレンジが可能です。今回はセップ茸(ポルチーニ)をポワレし、炒めたベーコンとタマネギを加えた季節感溢れる一品です。キッシュはフランスの家庭料理。難しく考えずに、家にある食材、例えばじゃがいもやほうれん草、ネギなど、好みの具材を使ってオリジナルキッシュを作ってみましょう。

ポイント

まず大切なのは分量を守ること。肉の加工品は炒めて表面を色付けすることにより味わいに深みが増します。水分の多い野菜はあらかじめ下茹でし、水気を切っておきましょう。具に下味をしっかりつけることがポイントです。

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Mayonnaise

Mayonnaise

特徴

日本でも日常的な存在のマヨネーズですが、フランスのマヨネーズは日本のものとは異なり、マスタードの酸味がベース。手作りのマヨネーズは、添加物の入っていないフレッシュな美味しさ、好みの味に調整できる楽しさが魅力です。酢の量と種類によって角のないまろやかな味を実現することができます。

ポイント

ヴィネガーは日本のお酢でも代用できます。ただ米酢を使う場合はレシピより少し多めの量を加えましょう。また、オイルはサラダオイルを使っても美味しくできますが、ピーナッツオイルを加えるとよりコクが出るのでオススメです。

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RED RYORINNIN's EMERGING DREAM U-35

明日の才能、未知なる美味を発掘する

2013年に幕を開けた、新時代の若き才能を発掘する日本最大級の料理人コンペティションRED U-35 (RYORININ’s EMERGING DREAM)。夢と野望を抱く、新しい世代の、新しい価値観の料理人(クリエイター)を見いだし、世の中に後押ししていくため、これまでの料理コンテストとはまったく異なる視点で、日本の食業界の総力を挙げて開催する料理人コンペティションです。

審査員 脇屋友詞

2014年大会へのコメント

今年は、また若き料理人が、情熱を持って踏まれても強くなって這い上がってくる料理人が、もっともっとたくさん応募してくれて、このRED U-35が本当に世界に発信できるようになればと思っています。前回の受賞者らはものすごいエネルギーを得て、いま輝いていると思う。今年もそういう輝かしい若者がどんどん出てくれるように、みなさんからも応援をお願いします。

RED U-35 プロジェクトメンバー

RED U-35 2014 審査員

  • 辻芳樹

    審査委員長

    辻芳樹

    学校法人辻料理学館
    辻調理師専門学校
    理事長・校長

  • 落合務

    審査員

    落合務

    LA BETTOLA
    オーナーシェフ

  • 村田吉弘

    審査員

    村田吉弘

    菊乃井
    主人

  • 吉野建

    審査員

    吉野建

    ステラ マリス ジャポン
    代表

  • 田村隆

    審査員

    田村隆

    つきぢ田村
    代表取締役

  • 脇屋友詞

    審査員

    脇屋友詞

    Wakiyaー笑美茶樓
    オーナーシェフ

  • 田崎真也

    審査員

    田崎真也

    ソムリエ

  • 門上武司

    審査員

    門上武司

    フードコラムニスト
    雑誌「あまから手帖」
    編集顧問

  • 太田進

    審査員

    太田進

    オータパブリケイションズ
    代表取締役社長

  • 犬養裕美子

    審査員

    犬養裕美子

    レストランジャーナリスト

RED U-35 総合プロデューサー

  • 小山薫堂

    総合プロデューサー

    小山薫堂

    放送作家

RED U-35 発起人

  • 発起人

    岸朝子

    食生活ジャーナリスト

  • 発起人

    滝久雄

    株式会社ぐるなび
    代表取締役会長
    創業者

RED U-35 2014 顧問

  • 顧問

    細川佳代子

    NPO法人 勇気の翼
    インクルージョン 2015
    理事長

  • 顧問

    浅葉克己

    アートディレクター
    株式会社浅葉克己デザイン室
    NPO法人デザインアソシエーション会長

RED RYORINNIN's EMERGING DREAM U-35