パォン・デ・ロー(ポルトガル菓子 半熟カステラ)の写真を投稿する
おいしかった!を写真でシェアしよう
カステラの原型といわれる、ポルトガル最北部ミーニョ地方の、歴史ある菓子です。ポイントは、混ぜ方と焼き加減。卵は量が倍になるくらいハンドミキサーの高速でしっかり泡立て、最後に低速で回し、気泡を落ち着かせます。180℃のオーブンで約12分。焼きすぎず、中は半熟な状態に仕上げます。
15cmの型2台分
調理時間: 約30分
卵 ▶全卵5個、卵黄3個に分ける。残った卵白は使用しない | 8個 |
---|---|
カソナード(さとうきび) | 30g |
蜂蜜 | 70g |
薄力粉 ▶振るっておく | 35g |
粉糖 | 適量 |
STEP 1
多きめのボウルに、全卵5個・卵黄3個・カソナード・蜂蜜を入れる。
STEP 2
ハンドミキサーで生地を立てる。量が倍にふくらむくらいまで混ぜる。最後に低速に落として気泡を落ち着かせ、キメを整える。
STEP 3
薄力粉をふるいながら入れる。
STEP 4
ヘラで下からすくい上げるようにして、サックリと混ぜる。※砂糖と蜂蜜が入るので、しっかりとした生地に仕上がる。
STEP 5
15cmの型2台それぞれにクッキングシートをすっぽりかぶせるように敷き、生地を入れる。
STEP 6
180℃のオーブンでまず6分焼き、上段、下段を入れかえてさらに6分焼く。表面がきつね色になり、プクっとふくれるのが目安。※家庭のオーブンにより焼き時間は調整。
STEP 7
オーブンから出した10分後に型から外し、網の上で冷ます。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やして完成。切り分け、粉糖をかける。※半熟なので、早めにお召し上がりください。
1970年東京都生まれ。服部調理専門学校を卒業。日本橋のイタリア料理店「元リストロ・ペック」で8年間修業後、八丁堀「パスタ・バニータ」のシェフとして7年間勤務する。イタリア料理を学ぶなか、ポルトガル料理にも興味を持ったことをきっかけに、「ヴィラモウラ」赤坂サカス店に転職。シェフに就任する。研修にて現地ポルトガルへ赴き、レストランやワイナリーなど、現地の味や調理法を学ぶ。その後同銀座店のシェフを経て、再び赤坂サカス店に戻り、シェフとして活躍している。店名「ヴィラモウラ」は、ポルトガル南部地中海に面したリゾート地の名前。現地のような雰囲気の店内で本場の味を楽しめる料理を日々提供している。
このレシピを見た人は
こんなレシピも見ています
(全角20文字以内)