パルメジャーノチーズのリゾット

パルメジャーノチーズのリゾット

村山 太一シェフのレシピ

コツ・ポイント

イタリアの老舗三ツ星レストラン「ダル・ペスカトーレ」伝統の作り方です。
お米に4つの層を作ります。一番外側は、混ぜること削られブロートに溶けてお米のスープのような状態に。2番目の層はやわらかく、3番目はアルデンテ。最後にわずかな芯を残すことで、噛んだときにお米の甘みを感じます。

材料

4人前
調理時間: 約25分

100g 
ブロード(鶏出汁) ▶リゾットを作る間は、弱火にかけ100℃を保つ 1000cc 
玉ねぎ ▶みじん切り 1/2コ 
すましバター(サラダ油で代用可) 30g 
少々 
パルミジャーノチーズ ▶すりおろす 100g 
無塩バター 10g 

作り方

  • 鍋にすましバター、玉ねぎ、塩を入れ、玉ねぎが透明になるまで弱火で炒める。
玉ねぎが色づかないよう注意しながら、甘みを引き出す。

    STEP 1

    鍋にすましバター、玉ねぎ、塩を入れ、玉ねぎが透明になるまで弱火で炒める。
    玉ねぎが色づかないよう注意しながら、甘みを引き出す。

  • そこへ米を加え、軽く炒める。

    STEP 2

    そこへ米を加え、軽く炒める。

  • 油が米全体にまわったら、熱いブロードをひたひたになるくらい加える。木ベラでよく混ぜながら中火で煮詰めていく。

    STEP 3

    油が米全体にまわったら、熱いブロードをひたひたになるくらい加える。木ベラでよく混ぜながら中火で煮詰めていく。

  • ここで塩で味を調え、美味しいスープを作った状態で米に火を通していく。火加減は、常にボコボコと沸いている状態をキープ。

    STEP 4

    ここで塩で味を調え、美味しいスープを作った状態で米に火を通していく。火加減は、常にボコボコと沸いている状態をキープ。

  • 煮詰まったら熱いブロードを足す。もし味が濃くなりすぎるようであれば、水を足す。常に混ぜ続け、この作業を繰り返す。目安は米をいれてから約18分。

    STEP 5

    煮詰まったら熱いブロードを足す。もし味が濃くなりすぎるようであれば、水を足す。常に混ぜ続け、この作業を繰り返す。目安は米をいれてから約18分。

  • 木ベラで混ぜ続けることで、米の表面を削ってスープにとろみをつける。噛んだときに表面はやわらかく、中心はアルデンテ。最後ほんのわずか芯が残っている状態がベスト。

    STEP 6

    木ベラで混ぜ続けることで、米の表面を削ってスープにとろみをつける。噛んだときに表面はやわらかく、中心はアルデンテ。最後ほんのわずか芯が残っている状態がベスト。

  • STEP 7

    ここで味が調わなかったら砂糖を加える。
    仕上げにパルミジャーノチーズと無塩バターを加えて混ぜたら、器に盛り付けて完成。

村山 太一

村山 太一シェフ

1975年、新潟県生まれ。 2000年イタリアに渡り二つ星2店を経験後、三つ星レストラン「ダル・ぺスカトーレ」で修業する機会を得て、シェフであるナディア・サンティーニ氏の厳しい指導のもと、徹底的にイタリア料理を学ぶ。シェフの不在時はクローズするほどクオリテイを守っていた店だったが、村山が副料理長就任後は「ダル・ぺスカトーレ」史上はじめてサンティーニ氏不在時に厨房を任され、店は営業するようになる。 7年半の修業後2008年に帰国。イタリアでの経験をもとに開店準備を始め、2011年5月現在の「レストラン ラッセ」をオープンさせた。2012年より「ミシュランガイド東京」で連続で星を獲得している。 故郷である新潟の調理師学校の講師、地元の飲食店との交流会といった活動も行い、様々な形で自身の料理への想いを発信している。

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  • シンプルなのに深い味わいでした

    sheepish

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