カツオ香るブランダードとペルシャード ソース ヴィエルジュの写真を投稿する
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ブランダードは本来干しダラですが、今回は真鯛で作りました。フランスではまかないでも食べるほどポピュラーです。牛乳で煮込むのは魚の臭い消しですが、前日から漬けておくとさらに効果的です。魚とじゃがいもの割合は好みで変えていいでしょう。付け合せ次第で前菜にもメインにもなります。
2人前
調理時間: 約30分
■ブランダード | |
---|---|
白身魚(今回は真鯛) ▶皮をひき、骨を抜く。 | 50g |
削りカツオ節 | 2g |
牛乳(煮込み用) | 30g |
にんにく ▶皮をむき、縦半分に割り、芽を取り除く。 | 1片 |
タイム | 1本 |
塩 | 1つまみ |
メークイン ▶皮つきのままゆで、中心まで火を入れる。 | 60g |
牛乳 | 10g |
生クリーム | 10g |
オリーヴオイル | 5g |
■カツオ風味のペルシャード | |
生パン粉 | 20g |
パセリ ▶水洗いし、水気を拭き取り、細かむ刻む。 | 5g |
にんにく ▶皮をむき、芽を取り、細かく刻む。 | 1片 |
削りカツオ節 | 2g |
■ソース ヴィエルジュ | |
トマト ▶湯むきし、種を取り除き、5mm角に切る。 | 1/2個 |
玉ねぎのみじん切り | 小さじ1 |
ブラックオリーブ ▶5mm角に切る。 | 2個 |
万能ねぎの小口切り | 小さじ1 |
レモン汁 | 小さじ1/2 |
オリーヴオイル | 大さじ1 |
塩 | 適量 |
■飾り | |
セルフイユ(緑のハーブなど) | 2切れ |
削りカツオ節 | 適量 |
ポテトチップ | 2枚 |
STEP 1
ブランダードを作る。ブランダードの項の材料をすべて鍋に入れ、火にかける。沸いてきたら弱火にし、10分位煮込む。
STEP 2
火が入ったら、ザルにあげ水分を切り、にんにく、タイムを取り出す。
STEP 3
魚の身をボールに移し、しゃもじなどでよくほぐす。
STEP 4
魚に加えるじゃがいものピューレを作る。メークインが熱いうちに皮をむき、沸かした牛乳とクリームを3回に分け加え、よく混ぜる。
STEP 5
ほぐした魚にじゃがいものピューレを3回に分け混ぜ込んでいく。
STEP 6
全体が混ざり、粘りの出る状態になったらオリーヴオイルを加え、さらに混ぜる。塩で味を整え、ブランダードは完成!
STEP 7
ペルシャードを作る。分量のすべてをボールに入れ、よく混ぜる。
STEP 8
フライパンに入れ、絶えず揺らしながら中火でカリカリになるまで炒る。
STEP 9
ソース ヴィエルジュは、材料すべてをボールに入れ、混ぜ合わせる。
STEP 10
盛り付ける。お皿の中心にセルクルを置き、8分目までブランダードを平らに敷く。
STEP 11
上にペルシャードをまんべんなく敷き詰め、セルクルを外す。
STEP 12
上にスプーンで型どったブランダードを3個乗せ、ポテトチップ、セルフイユ、カツオ節で飾る。まわりにソース ヴィエルジュとカツオ節を散らし、完成!
1978年埼玉県生まれ。飲食店を営んでいた両親と先にフランス料理を始めていた兄の影響でこの道に入る。専門学校卒業後、1998年神楽坂ラトゥーエル入店。清水忠明氏に師事。2000年には清水料理長が2店目にオープンした、千駄ヶ谷ブルトンに移る。2003年渡仏。パリ、グラン・ヴェフールをはじめ、フランス国内の星付きレストラン数件で修行。2008年帰国し渡仏中に清水氏がオープンしていた銀座ラトゥールに入店。同年副料理長就任。2010年第一回メープルシロップを使った料理コンクール洋食部門グランプリ獲得。同年銀座ラトゥール料理長に就任。2013年森永ギリシャヨーグルト<パルテノ>レシピコンクールグランプリ獲得。同年銀座ラトゥールを退社。 2014年ホテルインターコンチネンタル東京ベイ ラ・プロヴァンス副料理長を経て2015年6月、念願だった自身の店、コット・ア・コットを埼玉県久喜市菖蒲町にオープン。
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