口当たりの良さにもこだわった納豆パスタのレシピは、フレンチのシェフとして「レストラン　コット・ア・コット」で活躍する木口直樹シェフによるもの。納豆に空気を含ませるようにかき混ぜ、ふんわりとムース状に仕上げるのがポイント。スパゲッティに絡みやすく、まろやかな食感と食材の一体感が楽しめる。ごま油をプラスすれば、また違った味わいに。

まぜるだけで失敗しない！というソースが魅力のレシピ。考案してくれたのは「鉄板焼　蓮」で腕を振るう染川修広シェフだ。味の決め手は、かつおぶしにもろみ味噌と麺つゆ、柚子の香りを効かせた万能鰹節味噌。麺つゆをうまく活用する事でバランスの取れた美味しさに仕上がるのだとか。仕上げに卵黄をのせることで、彩りもよく食欲をそそる一品に。

茎わかめを使った和パスタのレシピを考案してくれたのは「Le Bonze」の青木 健晃シェフ。フレンチの名店で経験を積んだベテランシェフが、和の食材とパスタをマッチングさせた珍しいレシピを提案。茎わかめの食感を活かすため、半量をソースに、半量を粗みじん切りにして使用するのがポイント。ソースに加えた大葉の香りが爽やかな、シェフのセンスが光る一品。

エゾシカやアイヌ料理も楽しめるユニークなバール＆トラットリア「ケラピリカ」のオーナー、今ひろあきシェフによる簡単レシピ。レタスやちりめんじゃこという、身近な材料でぱぱっと出来る和風パスタだ。ニンニクを焦がさないように弱火で調理するのが、より香り高く仕上げるコツ。レタスの代わりにほうれん草などでも美味しくできるので、冷蔵庫の中身に応じたアレンジも楽しめそうだ。