シェフごはんコラム
旨み充分!出汁を使わず美味しく出来る 和食レシピ4選
和食といえば、欠かせないのが「出汁」。
和食の旨みは出汁あってこそと思われる方が多いだろう。
しかし実は出汁を使わずとも、素材の旨みを引き出した本格和食を作ることができる。今回はそんな和食レシピ4選をご紹介。
牛肉のしぐれ煮
出汁を使わないで作る牛肉のしぐれ煮は、ごま油と白ごまが味の決め手。フライパンで炒めて煮る感覚で、調理時間も短く手軽に作れる。少し濃いめの味付けにすることで、出来立てはもちろん冷めてからも美味しい。ごまの香ばしさと生姜の香りがごはんによく合い、お弁当のおかずとしてもGOODな一品だ。絹さやを添えて彩りよく盛りつけよう。
豚の角煮
豚肉の旨み、玉ねぎの甘み…、と素材そのものの持つ美味しさを存分に引き出した一品。グルタミン酸を豊富に含む玉ねぎの仕込みがこのレシピの決めて。一度軽く炒めてから蒸し、その後あめ色になるまで炒める。一度にたくさん仕込んでおけば、カレーなど他の料理にもお活用できるというから、ぜひ試してみたい。野菜の旨みが生きた、シンプルで優しい味わいだ。
鶏のつくね
お酒のあてとしても嬉しい、鶏のつくねのレシピ。肉団子には山芋をいれることで、ふわふわのやわらかい食感に仕上がる。とろみづけに使う水溶き片栗粉は固まりやいので、水を多めにしてダマにならないよう気をつけたいところ。上手に仕上げれば均一につやのある見た目になる。なお、鶏ひき肉をいわしに代えれば、つくねではなく「つみれ」になるのだとか。
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